2014年11月26日 13時30分
RPTIMESより以下のニュースが流れた。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000011977.html
なぜ、KrakenがMTGOX破産手続きの支援を行うのか?
その疑問の答えを見つけるべく、文章を読み進めていった。
破産管財人とは?
破産管財人(はさんかんざいにん)とは、破産法の破産手続において破産財団に属する財産の管理及び処分をする権利を有する者をいう(同法第2条第12項)。 法人が破産した場合、破産管財人の氏名のほか、所属する法律事務所とその所在地が登記事項とされており、大規模な破産事件においては複数の破産管財人が選任されることもある。通常は弁護士がその任に当たる。
(wiki pediaより)
もっと破産管財人について知りたい方は、自身で調べて下さい。
個人的に参考にしたサイトはコチラ。
2011年6月から2014年2月までに起こった取引トラブルや法的問題で、マウントゴックスという社名は多くのビットコインユーザーが知る名前となった。
この、マウントゴックスは、2月28日に東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請していた。
結果的には、4月24日に同地裁は破産手続き開始を決めたので、そこから7ヶ月後にKrakenが破産手続き支援に入ったということになる。
破産管財人は、小林信明弁護士。
彼とKraken(グループも含む)が契約をしたということになる。
Krakenが支援企業に就任したことで、マウントゴックスの破産手続きに置いて、
破産財団及び破産債権者のために
①紛失盗難した可能性があるとされるビットコインの調査への協力
②債権届出・調査システムの構築への協力
③ビットコイン又は現金による配当への協力
④ビットコインの換価が必要な場合の換価の協力
等の支援を行うことになったとのこと。
Krakenってどんな会社?
Payward.Inc の完全子会社である Payward Japan 株式会社がKrakenを運営。
なぜ、KrakenがMTGOX破産手続きの支援を行うのか?
一番気になっていた理由。
それは「支援の概要/破産財団のメリット」「当社の支援の目的」で書かれていた。
ん〜〜、大義名分はわかった。
ただ、だからなぜKrakenなのか?
(=なぜ破産管財人の小林弁護士はここと契約したのか?)
はまったく分からなかった。
素人にもそこまで分かる文章を提供してくれるとありがたいのだが…。
そもそも、マウントゴックスの説明不十分による不信感は健在で、そこがうやむやなままに進んでいるのがスッキリしないからなのかもしれない。
自社内での出来事なのか、外部からのハッキングでの出来事なのかもはっきりしていない。
もし、自社内での出来事だとしたら、弁護士と同業者を巻き込んでのPRだ。
ビットコインに黒いイメージをつけるのも人間、白いイメージをつけるのも人間。
ビットコインのシステム自体はいたって透明なのだが…。
<追記>
平成26年11月28日の報告書(東京地方裁判所民事第 20 部合議係 宛)